京都府北部の夕日ヶ浦温泉を中心に旅館・ホテルを運営してまいりましたが、この豊かな地球・自然からの恵みを享受し、企業活動を持続できていることへの感謝と責任を十分に自覚しSDGsの活動に取り組んでまいります。
2006年~2013年は環境ISO14000を取得し環境への配慮を行ってきました。設備更新時は京都府の補助金活用しその設備で削減できた二酸化炭素を京都版CO2排出量取引制度にて2017~2020年度で135.1t CO2カーボンオフセットの実施にはじまり、スタッフ全員で取り組むこととして調理⽅法の⼯夫(⾷材の洗い⽅・加熱のやり⽅、⾷器の洗浄⽅法等を⼯夫することで⽔道使⽤量及びガス使⽤量を約20%削減)や未使⽤室の空調・照明の停⽌をこまめに節電するなど意識して全スタッフが⾏動することで、電気使⽤量を約5%削減しています。
(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
2021年11月からフードロス(食品ロス)を考慮し「食べきれる量」を目指してきました。これまで旅館の料理は多すぎるという声を頂戴し、少しずつ減らしてきましたが、これはある意味とても不安なことでした。お客様満足度に影響する可能性があるからです。しかしながら積極的にお客様の声を聞きながら食べきれる量を目指しています。またカニシーズンのカニのお持ち帰りもコロナの影響もあり「食べきれる量」を正確に把握するため持ち帰りを不可とさせていただきました。
また地産地消を可能な限り行い、フードマイレージの削減にも努めています。
観光協会の会員として、また地域の一住民として海岸の清掃活動に参加しています。また弊社のスタッフで自発的に海岸清掃、海につながる河口の川の清掃活動を行っています。
エネルギー消費量削減のための計画的かつ継続的な取組みで、地球環境に配慮し弊社が運営する宿泊施設、全8館は、2020年度・2021年度に省エネが最も優良な「Sランク」事業者として認定されました。
「Sランク」は、中長期的な計画に基づき、5年度間平均エネルギー消費原単位を、年1%以上低減を実現した事業者が認定されます。私たちは、各施設の設備を地球環境にやさしい高付加価値の省エネ設備に更新するなどの取組みで、5年度間平均エネルギー消費原単価低減率約11%を実現しています。
・エネルギー消費原単位は、対前年度比 5年度平均で89.3% (低減率約11%)
・二酸化炭素排出量は、5年間で1,356トン削減(約8.7%削減)
※ 高効率ヒートポンプの導入で、電気使用量の増加が懸念されますがLED化を進めている事もあり、電気使用量も5年平均で約9%の削減が出来ています。
お客様の快適と地球環境を守るために、老朽化した設備や機器の更新だけでなく、比較的少ないエネルギーで必要な電気量を得られる、高効率な機器や設備を積極的に導入しています。
ホテルで使用するアメニティのセット方法を見直しました。全室にセットするのではなく事前に私たちの取組をお客様にお伝えし、必要な方だけにご使用いただくスタイルに変更し、使い捨てプラスチック量の削減に取り組んでいます。また使い捨てアメニティは竹製、もしくは環境に優しいアメニティを採用しています。尚、資源を大切にするため、アメニティをご持参いただくことも推奨しております。
株式会社ポラリス
お客様の声をもとに平成6年に土産物店『かにはん』を創業。京丹後市で小売販売を行う会社です。
和菓子の製造販売店『御菓子司あん』では旅館で使用するお茶菓子も製造しております。
『ポラリス(北極星)』の名のとおり、旅人の道しるべとなるお店を目指しております。
株式会社ラークコーポレーション
アウルコーポレーションの完全子会社として鳥取県三朝温泉にて設立しました。
平成26年8月より鳥取県中小企業再生支援協議会からの依頼のもと、大正10年に開業した老舗温泉旅館「三朝館」の経営を引き継ぎ事業再生を行い、現在に至ります。